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ととのえ鍼灸院

首の痛み、肩こりの症例

 

首の痛み・肩こりの症例

首の痛み・肩こりは多くの方がお悩みだと思います。

適切な治療を行えば、慢性的な症状でも改善することは可能です。

 

当院での改善例を掲載します。ご自身の症状と照らし合わせてご覧ください。

 

症例11 プロボクサー、首がつまった感じがして上を向けない

患者

30代 男性 札幌市手稲区在住 鍼灸経験あり

来院

30年7月

症状

最近、上を向こうとすると首の後ろが詰まる感じがして上を向けない。

痛みは強くないが、首の可動域が少ない。

 

ランニング中、腰が張ってくる。張りを感じる腰を丸めて伸ばしたくなるような感覚になる。

 

右パンチの際にこぶしの小指側が当たると小指の付け根に痛みを感じる。

 

試合に向けてコンのディションを整えたいという事でご連絡いただいた。  

治療内容と経過

初診時

上を向いていただくと詰まって硬くなっている場所が確認できた。そこを緩めるため背中のツボに鍼をした。すると上を向けるようになった。

次に腰の緊張を緩めるためふくらはぎに鍼をした。

さらにこぶしの痛みを改善する為、痛みの部位と関係する背中のツボに鍼をした。

翌日、ランニング中の腰部の張りは無く、こぶしの痛みも2割程度となったとご連絡いただいた。

今後も試合まで定期的に体のメンテナンスを行う。

同時に治療した症状

パンチした時の手指の痛み

腰の張り

使用した主なツボ

T7(2)R、T8(2)R、承山L、T5(1.5)R

考察

ボクサーはトレーニングや試合など、首にダメージを受けやすい。

頭は頚に、頚は背骨(胸椎)に繋がっている為、首への衝撃は背中に蓄積されることが多い。首の可動域が悪い場合は、まず背中の動きを調整することが改善への重要なポイントとなる。

 

症例10 以前から感じていた肩こりが悪化、膝の痛みとともに改善

患者

70代女性 札幌市白石区在住 鍼灸経験あり

来院

30年5月

 

症状

以前から肩のはりは感じていたが、最近になって悪化、安静時も重苦しい感覚でつらい。

とくに左首から左肩にかけての症状が強い。

以前、当院で治療していたこともあり、ご相談いただいた。

 

治療内容と経過

初診時
左右で比較すると、右に比べ左頚部~左肩の緊張が強いことが分かった。

その緊張に関係するふくらはぎに鍼をした。すると安静時も感じていた重苦しさがなくなり、肩の緊張も右の方が目立つくらいになった。

次に右の肩の緊張に関係する足首のツボに鍼をした。右の肩こりも感じなくなった為、治療を終了した。

 

現在も良好の為、経過観察中(6/28)

 

 

同時に治療した症状

両膝の痛み

 

使用した主なツボ

築賓L、飛陽L、漏谷R

考察

肩こりは局所的に揉むことで一時的にらくになるがすぐに戻ってしまう。凝っている原因を解決できていなければ一時的な効果に過ぎず、再発を繰り返す。

逆を言えば、肩こりは原因を突き止めアプローチすることで改善できる症状と言える。
今回のケースは効果から考えても、ふくらはぎの緊張が招いている肩凝りだったため、適切な処置が出来たと考える。

さらに、ふくらはぎの緊張は膝にも悪影響を与えるため、同時に膝の痛みも改善した症例だった。

 

症例9 1週間前から感じている左肩甲骨内側の苦しいコリ感

患者

60代男性 札幌市手稲区在住 鍼灸経験あり

来院

30年4月

症状

最近肩甲骨の内側に苦しいこりを感じるようになった。

思い当たることでいうと、週に一回フルートを習っており、演奏する姿勢が影響しているのではないかと考えている。

普段肩こりなどはあまり感じない。

以前からの知り合いだったため、ご相談いただいた。

治療内容と経過

初診時
背中を調べるとコリの強いポイントがあった為、そこに関係がある臀部に鍼をした。

症状の低下を確認できたため、臀部にもう一本鍼をした。再度症状を確認し、こり・重たさが取れていた為、治療を終了した。

同時に治療した症状

なし

使用した主なツボ

膀胱兪L、上秩辺L

考察

フルート演奏の際の姿勢に注目した。肩甲骨を外側に広げるように構えていた為、肩甲骨の内側にストレスがかかったと考えられる。肩甲骨の動きと骨盤には深い関係性がある為、骨盤からのアプローチで改善できた症状だった。

 

 

症例8 左肩に鉄板が入ったような感覚の痛い肩こり 2本の鍼で改善

患者

30代 女性 札幌市白石区在住 鍼経験あり

来院

平成30年4月

症状

昨日から、首から左肩にかけて痛みを伴う肩こりを感じる。

鉄板が入っているようなはりを感じ、黙っていても痛重く物事に集中できない。

普段から肩こりはあるが、日常生活に支障のない程度のものだった。

思い当たることといえば、最近子供を抱っこする時間が多かった。

今は痛ぐるしい部分をずっと押していたい感覚がある。

以前当院にて頭痛の治療をしたこともあり、ご連絡いただいた。

 

治療内容と経過

初診時

左の肩を調べると、とくに痛みが強い部分を確認できたため、そこに対応する左スネに鍼をした。すると痛みの範囲が小さくなった。次に痛みの残っている部位に関係する背中に鍼をした。すぐに左肩の痛みが気にならなくなった為治療を終了した。

 

同時に治療した症状

なし

 

使用した主なツボ

陽輔L、T4(2.5)L

 

考察

肩こりは感じている場所を揉んでも、一時的な感覚の麻痺効果でその後、元に戻る場合が少なくない。

根本的な原因を治療をすると、肩のコリはその場で変化する。

特に症状が出てすぐに治療した場合、改善は早い。

 

 

症例7 転職してから現れた首から右肩にかけての痛み、凝り

患者 

30代 男性 札幌市手稲区在住

来院

29年11月

症状

もともと昔から肩こりがあったが、4年前転職してからデスクワーク業務となり、症状が悪化。

今は常時首と両肩に痛みを感じ、右を向くことで、首から右肩にかけての痛みが増す。

整形外科では軽度の頚椎椎間板ヘルニアと診断を受けた。

 

以前からの知り合いの為、Facebookをみて当院にご相談いただいた。

治療内容と経過

初診時

常時首から右肩がズキズキしている。

見た目にも右肩が引きあがり、筋肉の緊張が強いことが見て取れる。

右の背中にある筋肉の緊張も強い。

まず、横を向きやすくするツボに鍼をした。

変化は少しいい程度。

次に、頚部前面の緊張が強かった事と、右の親指と人差し指の間がかなり固まっていた為、手の甲に鍼をした。

再度評価すると、頚部の動作が改善されていた。

肩こりを改善するため、背部にあるツボに鍼をした。

肩の筋肉の軟らかさが確認できたため、初回の治療を終了した。

 

2診目

前回後、症状は半分ほどになった。

見た目にも、右肩の引き上りがなくなっている。

痛みが出ている所は同じ場所。

肩こりに対しての鍼をした。

 

3診目

2診目同様、肩こりに対しての鍼をした。

 

4診目

首から右肩にかけての痛みは気にならなくなった。

肩こりは普段そんなに気にならず、意識すると張りを感じる程度になった。

調整の為に鍼をして、治療を終了した。

同時に治療した症状

なし

使用した主なツボ

後谿R、合谷R、T2(2.5)R、T5(2.5)R、六谿R、四トクR

考察

デスクワーク業務では、一日中右手でマウスを握る姿勢が続く。

その為、右手が硬くなり、その影響が右上肢から肩・首と影響を与えた症例だと思われる。

一日パソコン画面を見ていることで、目の疲れも肩こりに悪影響を与えることになる。

デスクワーク業務での肩こりは現代人が抱える大きな悩みだ。

 

症例6 最近特につらくなってきたデスクワークによる肩こり、頭痛

患者 

40代 男性 札幌市厚別区在住

来院

29年9月

症状

デスクワークの為、仕事柄、首から肩にかけての痛み、重苦しさは常時あり、だましだまし生活していた。

最近は、症状が強くなり、頭痛も出るようになり、目の疲れも強くなってきた。

以前、鍼治療を受けたことがあり、効果があった。

自宅付近で鍼灸をしている所を探し、ホームページをみて、ご連絡いただいた。

治療内容と経過

初診時

肩コリの状態を確認してみると、首の後ろから両肩にかけてと、肩甲骨の内側に特に緊張が強い場所が確認できた。

頭痛は右こめかみから、耳の後ろの方にかけて出ている。

のどの飲み込みずらさも感じる。(右<左)

首のコリと目の疲れを考え、ふくらはぎに鍼をした。

次に、肩甲骨内側の緊張を調整するため、腰に鍼をした。

すると肩甲骨内側の筋肉がやわらかくなった。

頭痛の場所から、足のツボに鍼をするとその場で痛みはなくなった。

頚部の硬さと、のどの違和感から足の甲に鍼をした。

すると、のどの違和感がなくなった。

首から肩の痛みが少なくなり、重たさも軽減したことを感じて頂けたので、初回は終了した。

 

2診目

前回から、頭痛は時々出る程度に改善した。

目の疲労感も低下。

今は左側に肩のコリと、のどの違和感を感じるとのこと。

痛みはかなり低下した。

前回の治療を左側中心に行った。

 

3診目

症状は軽くなったが、まだ少し左肩にハリ感が残っている。

前回同様、鍼治療をした。

 

4診目

前回よりさらに改善している。

治療後、症状が気にならないとのことだった為、治療を終了した。

同時に治療した症状

頭痛、のどの違和感(つかえた感覚)、目の疲れ

使用した主なツボ

承山LR、膀胱兪R、足臨泣R、太衝L、曲池L

考察

デスクワークの方は、長い時間不良姿勢をとることが多い為、首や肩、腰に症状を感じる方が多い。

また、姿勢により体の前面が押しつぶされ硬くなり、喉や、胃の不調、が出ることもある。

今回、痛みはすぐに改善できたが、肩のコリは根が深いことが多い為、繰り返し治療することが必要だった。

 

 

症例5 生理前になると強くなる肩こりと腰痛

患者 

30代 女性 札幌市白石区在住

来院

29年11月

症状

普段から、肩こりと腰痛は少し感じる程度であるが、生理前になると強く感じるようになる。

肩こりは車などで同じ姿勢をしていると、悪化してくる感覚がある。

以前からの知り合いだった為、治療について相談いただいた。

治療内容と経過

初診時

症状を確認すると、肩こりも腰痛も左側の症状が強かった。

生理周期との関連性を考え、関連のある腹部を触ってみると、強い痛みを訴えた。

その為、肩こりと腰部痛、生理痛に関連の深い足首のツボに鍼をした。

再度、腹部を触って痛みを確認すると低下していることが確認できた。

腰部の痛みも気にならないことを確認。

「肩のコリがまだ少しある。」とのことだったため、肩を触ると硬さが残っているところがあった為、手の甲に鍼をした。

再び肩のコリを見てみると硬さがなくなっていた。

ご本人に症状が改善していることを確認し、治療を終了した。

同時に治療した症状

腰痛、腹部の痛み

使用した主なツボ

三陰交L、合谷L

考察

生理周期による腹部の痛みや腰部の痛みは代表的だが、同時に肩こりを感じていらっしゃる女性も多い。

色々なところに症状が出ている為、一見、治療に苦労しそうだが、症状が合わさる事で見えてくる原因がある。

今回は症状が使うツボをはっきりと示してくれた症例だった為、二か所のツボで改善できた。

 

症例4 数年前からある頚部から肩にかけてのハリと、それに伴う頭痛・吐き気

患者 

20代 女性 札幌市南区在住

来院

29年7月

症状

数年前から、常時、頚部から肩にかけてのハリ、痛み、重苦しさがあり、それが強くなると頭痛、吐き気・嘔吐を伴うようになる。

ひどい時は、食事もままならない。

仕事中つらくなることが多い。(接客業)

痛みが強くなるとロキソニンを服用している。

症状を何とかしたいと、知り合いの紹介で当院にご連絡いただいた。

 

治療内容と経過

初診時

頭痛に左右差は無く、前頭部から側頭部にかけて痛みが出る。

頚部から肩のハリは右のほうが強い。

頚部の緊張を細かく探ると、ちょうど首と肩の境目のところに強い緊張がみられた。

その反応から足の甲にあるツボに鍼をした。

さらに、頚部の痛む場所から、背部に二か所鍼をした。

すると、頚部の痛みが軽くなり、楽な感じがするとのことだった。

さらに頭痛の範囲から足の甲のハリをして、肩の緊張を緩めるため、足首に鍼をした。

症状の改善を確認し、初回の治療を終了した。

 

2回目

前回から頚部の痛みは低下し、吐き気も起きていない。

痛み止めも飲んでいない。

前回同様に鍼をした。

また、症状強くなるようであればご連絡いただくようお伝えして治療を終了した。

同時に治療した症状

頭痛、吐気

使用した主なツボ

太衝R、T5(3)R、T6(3)R、足臨泣R、三陰交R

考察

頚部から背部の筋肉が緊張すると、頚部のだるさ・痛み以外にも、頭痛や吐き気といった二次的な症状を生むことも少なくない。

これらを改善するためには頚部から背部の緊張をとることが改善につながる。

肩コリからくる不調に長く苦しんでこられた方々に、この様な症状は鍼治療で改善できるという事が広く認知されることを願う。

 

 

症例3 4日前から感じている、なにか乗っているような肩のハリと痛み・吐き気

患者  

70代 女性 札幌市白石区在住

来院

29年8月

症状

4日前より、特に無理していないが、首・肩・背部までなにか乗っているような重苦しい感覚と痛みが出現。

自宅では、マッサージ器具でたたいたり、シップを貼ったりしていた。

しだいに頭痛、吐き気も伴うようになり重苦しさも痛みも強くなり、耐えられなくなり、仕事先に近い当院にご相談いただいた。

治療内容と経過

初診時

特につらい所をうかがうと、両頚部の側面にハリが強いことが分かった。

触診にて、頚部側面にある胸鎖乳突筋の緊張が強かった。

胸鎖乳突筋を緩めるため、手のツボに鍼をした。さらに残っていた緊張をとる為、足の甲に鍼をした。

この時点で頭のモヤモヤした感覚がなくなり、吐き気も肩の重苦しさも感じなくなっていた。

改めて触診で確認すると頚椎の側面4番・5番のラインで硬さが確認できた為、手に鍼をした。

ふくらはぎにも硬さが確認できたためふくらはぎに鍼をした。

まだ頚部にハリは残っていたが、それ以外の症状はないことから、この日の治療を終えた。

2回目

前回後調子いいので、今までできていなかった家のことをまとめてやった。

今は、吐き気と頭痛が少しあり、肩から背部の張りを感じる。

頚部側面に張りがあった為、前回同様、手と足に鍼をし、みぞおちに硬さを確認し、緩めるため、腕のツボを使った。

肩のハリをとる為、足首のツボを使い、症状がないことを確認し、何かあればご連絡いただくようお伝えして、治療を終了した。

同時に治療した症状

頭痛、目のカスミ

使用した主なツボ

合谷R、太衝R、後谿R、承山RL、四とくL、漏谷LR

考察

首や肩・背部のコリが強くなると、頭痛、吐き気、目の見えずらい感覚や、聴力にも影響してくることがある。

身体の反応を見逃さず、どこが原因となっているか見極めることで短期間で最小限の刺激での治療が出来る。

今回のように、筋肉の過緊張などで血流障害などがあると、強い刺激によって体調不良になることも少なくない。

揉み返しや、こわばりが強くなったり、吐き気が増すことも考えられる。

鍼治療のいい所はしっかりツボをとらえていれば少ない刺激でしっかり効果が出せるところだ。

マッサージでは今回のように2回ですっきりなくなることは難しいと感じた。

 

 

症例2 1か月前から出てきた首・肩のこりと痛み

患者  

50代 女性 札幌市在住

来院

29年7月

症状

一ヶ月ほど前から、徐々に頚肩周辺に痛さ、重たさが出現。

首の症状が出るようになってから、腰痛も気になるようになり、二日前からは左大腿部の痺れも出始めた。

仕事柄、小さい子を相手にすることが多い為、中腰姿勢がつらい。

左大腿部のしびれは常時感じる。

15年前に交通事故で頚部むち打ちになった。

20年前には腰部椎間板ヘルニアで腰部神経ブロック注射

の治療を受けたことがある。

治療内容と経過

初診時

頚部の動作を確認すると、どの方向に動かしても頚部の痛み・はりを感じるが、特に頚部を左側屈すると反対側の右頚部に痛みが出るということで、動作に対応する左くるぶしのツボに鍼をした。

再度動きを確認すると、先ほどと違う場所に訴えがあった為、背部に鍼をした。

再び同じ左側屈をしてもらうと、痛みはなくなっていた。

他の動作では、首を前に曲げる動作が痛むため、腰痛の場所と首の痛みの関係を考え、左ふくらはぎにあるツボに鍼をした。

動作を確認すると、頚部の前屈痛なくなり、中腰の腰痛も気にならなくなった。

この時点で安静時の左大腿部の痺れは消えたが、中腰すると痺れが出る状態だった。

股関節の動きを確認すると左股関節を外に開く動きが硬かったため、ふくらはぎにあるツボに鍼をすると股関節がスムーズに動くようになり、中腰の痺れも出なくなった。

頚部右側屈した際に左頚部にハリが残っていたので、背部の鍼で症状をとり、症状なくなった事を確認し治療を終了した。

同時に治療した症状

腰部痛、左大腿部痺れ

使用した主なツボ

懸鍾L、T5(3)L、承山L、築賓L、T7(3)L

考察

一見関係ないような広い範囲の症状も原因が同じ場合がある。

今回は首から腰、左下肢の痺れと別々の原因ともとれる症状だったが、原因点を見つけることができたため、5か所のツボで早期改善することができた。

 

 

症例1 頚椎椎間板ヘルニアと診断されたことのある首の痛み

患者  

40代 女性 札幌市厚別区在住

来院

29年3月

症状  

何日か前から肩の違和感があり、昨日の朝から頚部に違和感、仕事(立ち仕事)しているうちに徐々に痛みに変わり、昨晩はどんな体勢でも寝れない程の痛みだった。

本日も仕事中、顔を横に向けられず、横向けないため車の運転ができない。

以前、整形外科受診し、頚椎椎間板ヘルニアと診断受けている。本人からはそれが原因だろうとのお話があった。痛み止め服用中。

治療内容と経過

初診時

常時、首の痛みあり、首をどの方向に動かしても痛み強くなる。

ベットに横になってもらおうと思ったが、痛みが強くなる為できない。

坐位のまま頚から背部を触ると、右の背部上部に硬さが出ていた為、そこに関係する手のツボに二ヵ所鍼をした。すると、上を向く動作での痛みが半分になった。顔を横に向けるのも痛み少なくなった。

さらに、肩の凝りからの影響を考え、右の足首に鍼をした。

ここで、仰向けが出来るようになったため、仰向けで動作確認をした。

すると、首を持ち上げることが出来なかったため、それに対応する手のツボに鍼をした。

頚部の痛みが低下していることを確認し、この日は治療を終えた。

 

2回目

頚部の痛みは低下し、痛だるい感覚。

横を向く動作はつらくなくなり、今は前後の動きで首に痛みがある。

痛み止めは飲んでいない。

首と背中の関係を考え、背部のツボに鍼をして前屈の痛み改善、同じく背部のツボに鍼、首の後屈痛軽減。

右肩のコリが残っていたので足首と腰のツボに鍼をした。

痛みによる動作制限なくなった為、症状が気になればご連絡頂くようにお伝えして、治療終了した。

同時に治療した症状

頭痛

使用した主なツボ

列缺R、後谿R、三陰交R、太衝R、合谷LR、T6(2)R、T3(4)R、T4(4)R、三陰交R、仙稜R

考察

首に限らず、椎間板ヘルニアとお医者さんから診断を受けると、どうしてもそれが原因で痛いと思ってしまうことが多いが、実際は別のものが影響していることが少なくない。

今回も首肩のコリと、頚椎と胸椎の連動性の低下から発生した痛みだと思われる。

診断名に固執せず体の状態から原因を見つけられたことで早期改善につながった。

 

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