五十肩(肩関節周囲炎)
五十肩、四十肩といいますが、その年代に多いというだけで、年齢に関係なく、肩関節周囲で起きた炎症のことをいいます。
肩関節の周りには筋肉や靭帯、滑液包(関節や筋がスムーズに動くためのクッション)、関節包(関節を包む袋状の組織)などがあり、何らかのストレスが加わった際にそれらが炎症を起こし、痛みで肩が思うように動かなくなります。
痛みが出たまま生活しているうちに、関節が固まっていき肩関節が拘縮(固まった状態)
してしまいます。
痛みはそのままにしていても自然と取れることがありますが、関節の可動域は悪いままになることがありますので、適切な治療が必要です。