過敏性腸症候群【ガス型タイプ】
授業中や仕事中にガスでお腹が張って苦しい、お腹が痛む。ガス(おなら)が漏れる。ガスが漏れることが心配でいつも不安を抱えている。それによって恥ずかしい思いをした事がある。
自宅ではそうでもないが、他人が周りにいると、途端に症状が強くなる。
症状がありクリニックや病院で検査を受け医師に診てもらったが原因がわからない。
そのような方は、過敏性腸症候群ガス型の疑いがあります。
胃腸の状態も重要ですが、食べ物や、生活環境、心理的な影響も大きいため、コントロールの難しい症状でもあります。
過敏性腸症候群のガス型症状とは?
過敏性腸症候群にはお腹の張りや痛み、ガス漏れを伴う「ガス型」
急激な便意と腹痛に襲われる「下痢型」
便意があってトイレにこもってもほとんど出ずお腹が張って苦しい「便秘型」
それらを交互に繰り返す「混合型」
さらにそれらの症状にガス型症状を併発することがあります。
どのタイプも若年層から発症することが多く、長期化しやすい傾向があります。
ガス型症状は過敏性腸症候群の中でも早期の改善を希望される方が多い症状です。
常に苦痛で、人が周囲にいると悪化しやすい傾向があるからです。
この症状の場合、「学校の授業中では常にその事が頭から離れず授業に集中できない」、社会人には「職場の人が気になってお腹が苦しい、つねにガス漏れを我慢していないといけない」など日常生活がままならなくなることもあります。
電車、バス、職場、教室などでガスが意思とは関係なく漏れ出てしまうという症状もありとても深刻な問題です。
学校や職場で恥ずかしい思いをしてしまい、学校にいけなくなる、退職してしまうという状態になってしまう方もおられます。
また消化器内科で医師に診察を受け、大腸の内視鏡検査やレントゲンなどをいろいろな検査をしてもこれといった疾患が見つからず、処方された整腸剤やガスを抑える薬でも症状改善が見られなく、精神科・心療内科を紹介され、抗不安薬を処方され飲み続けているというケースも多くお聞きします。
当院でも、「学生の頃から10年以上悩んでいる」というような長期間のケースが多く、「今までに様々な治療をしたが改善に至らず諦め半分にこちらに来ました」という方々からご相談いただいています。
病院やクリニックでの検査法について
ではガス型の症状で病院やクリニックを受診した場合、どのような検査を行うのでしょうか。
代表的な検査法はこちらです。
- 血液検査…体の中に炎症反応や異常な数値などがないかを検査します。
- 大腸内視鏡検査…カメラを使い大腸の潰瘍や炎症、腫瘍などを調べ、粘膜の状態を確認します。
- 腹部超音波検査(エコー)…超音波(エコー)を使い腹部の状態を確認します。
- 腹部CT検査…内視鏡ではわからない細部も確認することができます。また大腸以外の臓器の情報も得ることができます。
- 腹部レントゲン検査…レントゲンを使い腸の状態や、便の状態を確認します。
- 検便…便の中の状態を確認します。
こんな時は気をつけましょう
腹部症状とともに下記の症状が現れた場合、病院の受診をして下さい。
一度受診をして以上がなかった場合でもセカンドオピニオンを行うようにしましょう。
- 50歳以上で初めて発症した
- 腹部症状に発熱を伴う
- 食事量は変わらないのに3kg以上の体重が減少した
- 直腸からの出血がみられる(血便)
- 口に中に噛んでもいないのに口内炎が何個もできる
当院の施術
この過敏性腸症候群のガス症状は当院の経験上、15回前後の施術回数が必要な場合が多く、また、身体の状態が整っても「また症状が出たらどうしよう」という不安が残りやすい傾向がある為、大丈夫だったという経験を積むことも大切と考えております。
その為、症状が治まっても、一定期間(3回から5回程度)通っていただくことをご提案させて頂いています。
施術プログラム例
速い例
初回からはっきりとした変化があった場合は比較的早期に改善が見込めます。
5回で改善し、再発しないように症状に合わせ施術間隔をあけていき、再発がなければ施術終了となります。
長い例
初回から変化が弱い場合はある程度回数が必要となる傾向にあります。
15回で改善し、再発しないように症状に合わせ施術間隔をあけていき、再発がなければ施術終了となります。
当院では、良くなった後、患者さんに無理に通い続けるようなことは強要いたしません。
ただ、おなかの症状を抱えていらっしゃる場合、日ごろから頑張りすぎている方、ストレスや環境変化などの刺激に弱い方が非常に多く、日常生活の中でも負担が蓄積してしまって症状となっているため、回復してからも定期的なメンテナンスをすることをお勧めします。
通院回数や間隔などお気軽にご相談ください。
また、当院の施術では、独自の腹部の診断エリアを使い、お腹の緊張をゆるめることを最優先します。
お腹の症状を抱えている方の多くは、腹部に強い緊張がみられます。
これを内臓体性反射といいます。
内臓体性反射
腹腔内の臓器(肝臓,胆嚢,脾臓,胃,空腸,回腸,虫垂,横行結腸,S状結腸)や腹膜に症状があると腹筋群が緊張してしまう反射です。
発症してから長い方はこの腹部緊張が常時出ている方が多い印象があります。
施術では毎回腹部に触れ、内臓体性反射が起きていないかチェックします。
体性内臓反射
施術のはこの体性内臓反射という反射も利用しています。
体への刺激が神経を介し腹部の緊張を緩める反射です。
腹部を温めて症状が和らぐのもこの反射によるものです、
腹部の過度な緊張を探し、そこに対応する手や足のツボに鍼をして腹部の緊張を調整していきます。
また背部や腰部には胃腸のツボが多数存在します。それらを刺激することでも胃腸の調整をします。
首肩周囲のコリは体の緊張以外にも精神的な緊張を生んでしまします。
空を見上げながら気分が落ち込んでる人を見たことがないように、首肩の緊張が強くなると猫背になり目線も下に行き伏し目がちな姿勢になります。
結果、精神的な状態は首肩のコリに大きく影響を受けてしまいます。
過敏性腸症候群のガス(おなら)が薬で改善しない方こそ、ご相談ください
当院は北海道では数少ない、過敏性腸症候群を専門的に施術している鍼灸院です。
ご相談いただく方は、比較的早期でのご相談の場合もあれば、何十年も悩んでいる方からのご相談の場合もあります。
薬で思うような改善が見られない方や、症状に悩まされ仕事や学業など生活に支障が出ている方、過敏性腸症候群の症状で何年も病院に通っている方でも改善した例が多くございます。
ご相談でも構いませんので、一度ご連絡お待ちしています。
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